傷跡について
数年前紀尾井町で二回手術をしたのですが、後頭部の傷跡が
目立ちかなり悩んでおります。 (両耳後ろ:2㎝×1㎝程度)
以前電話で相談したら、『縫縮も無料でおこなうが、一度診てみないとわからない』という回答でした。
しかし、旅費もかかるうえ簡単にいける場所ではないので、
地元の形成外科にいこうかと考えています。
形成外科のHPで、『形成外科では傷あとが目立たないように細かく縫うなど特別な縫い方をする』
という内容をみたのですが、実際そうなのですか?
sada
お返事
sada様へのお返事
自毛植毛術の最大のデメリットは縫合傷です。
この手術は、単に頭皮を切開して縫合するだけでなく、予定していたドナー幅(頭皮幅)を採取する必要がある為、個々の頭皮のゆとり状態や採取ドナー幅・長さ等により、縫合傷の治り方にも差が生じます。
NHT紀尾井町グループでも縫合傷を可能な限り綺麗に治すよう年々縫合方法にも改良を重ねております。現在の縫合方法には、お尋ねのような形成外科的技術も組み入れてあり、以前と比べても良い結果をもたらしています。また、縫縮術はドナーを採取する必要がないので採取幅が少なく済み、条件的にも縫合傷が綺麗になり易いです。傷を綺麗にする専門科は形成外科ということになりますが、一般の形成外科で頭皮幅を採取した後の傷の縫縮術の症例は極めて少ないはずです。具体的な縫縮術については、診察が必要になりますが、ご心配されている旅費については、ご相談に乗らせていただきますのでご心配なことは是非ご連絡ください。
ご連絡お待ちしています。
医師 林
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